毎日使うものはお気に入りのものを使いたい。
財布やスマホ、コップなど、毎日必ず使う物は誰しもありますよね。
その中でも今回は北欧食器の魅力とおすすめのブランド・シリーズを紹介します。
紹介するのは、北欧ブランド「マリメッコ」。
マリメッコといえば、布製品のイメージが強いかもしれませんが、食器製品も人気で種類も豊富に揃えられています。食器製品でもそれぞれのデザイナーがシリーズを出しているので、選ぶ時は良い意味でかなり迷いました。
シリーズを選ぶ基準になったのが、落ち着いた柄で、和洋どちらのお料理も映えること。
この希望に沿ったシリーズがモノクロデザインが特徴のシルトラプータルハシリーズ。
植物をモチーフにした繊細な柄は、華やかすぎず、日常にすっと溶け込みます。
ここでは、そのシルトラプータルハシリーズの魅力と、実際に使って感じた使い心地、そしてシリーズで揃えるメリットをご紹介します。
ミニマリストと聞くと「食器も最小限で、シンプル無地のものを選ぶ」というイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、お気に入りのデザインをシリーズで揃えることは、結果的に持ち物を増やさずに満足度を高める方法です。日常使いしやすいサイズ感、食卓に馴染む色味、そしてどんな料理とも相性が良い柄。こういう生活がしたいなーと思って揃い始めました。
まだまだ揃いきれていないものもありますが、「少ない食器でも豊かに暮らす」ためのヒントは伝えられるかなと思います。
北欧好きやマリメッコファンの方はもちろん、食器をシリーズで揃えることを考えている方にも役立つ内容です。
マリメッコ・シルトラプータルハシリーズとは

マリメッコといえば、カラフルで大胆な柄のウニッコシリーズを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、シルトラプータルハシリーズはそのイメージとは違って、落ち着いたモノクロの植物柄が特徴です。シンプルで、細やかな描線、モノクロといったデザインがクールながらも北欧デザインらしい温かみを感じさせてくれます。
シリーズには、マグカップ、プレート、ボウルなど、日常使いに適したアイテムが揃っていて、特に市長方形のプレートは、小さめのパンやちょっとしたお菓子を乗せるのにぴったり。お茶の時間に大活躍します。ご飯を乗せるためのプレートは直径20cm、25cmあたりのサイズが人気です。
他シリーズとの違いは、料理を引き立てる控えめなデザインであること。
ウニッコのような鮮やかな柄は特別感がある一方でお皿がメインになりやすいデザインです(それはそれで可愛いのですが。笑)。毎日使うには少し主張が強い場合も。
その点、シルトラプータルハは落ち着きがあるので、どんなテーブルコーディネートにも自然に馴染みやすいと思います。
さらに、このシリーズは限定色や季節ごとのカラー展開が少なく、長く同じデザインが手に入るのも魅力。「揃えるストレスが少ない」シリーズなこともおすすめできるポイントです。
実際に使ってわかった魅力と使い心地レビュー
私がシルトラプータルハシリーズを使い始めてまず感じたのは、思ったよりも食卓の雰囲気が華やかになることでした。「モノクロの柄だと地味かな」と懸念していたのですが、そんなことはなく、むしろ料理の色を邪魔せずに、引き立ててくれることに気づきました。
パスタ、サラダ、焼き菓子…どんなメニューでも自然にマッチする。イイ!!
ミニマリストの暮らしでは、「どんな料理にも使えること」ということも大切になります。
「和食には合わないけど、洋食には合う」「和菓子には合うけど、洋菓子には合わない」など
これだといろんな種類の食器を持って揃えなくてはいけなくなります。
柄物の食器は料理を選びがちですが、シルトラプータルハは不思議と和食にも洋食にも合います。煮物を盛っても違和感がなく、朝食のトーストやシリアルにも対応できる万能さがありました。
個人的にはスクエア型のお皿が意外にも使い勝手が良く、よく洋菓子やパン、生ハムなどのおつまみを乗せて使用しています。

また、シリーズで揃えることで収納時の統一感が生まれます。
同じ柄・サイズ感の食器は重ねやすく、キッチン棚の中がすっきり整います。
複数のデザインを持つよりも、結果的に少ない枚数で暮らせるのがポイントです。
さらに、マリメッコの食器は厚みが程よく、日常使いに耐えられる丈夫さがありました。
電子レンジ・食洗機対応なので、忙しい毎日でも気兼ねなく使えるのも魅力です。
デザインと機能性を両立している点を考えても、おすすめしたい商品です。
シリーズで揃えるコツ
食器をシリーズで揃えると聞くと「たくさん買わなければならないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
むしろ、ミニマリスト流では最低限のアイテムだけを揃える方が多いです。
まずおすすめしたいのは以下の4点。
- マグカップ(2〜4個):毎日の飲み物に使いやすく、来客時も対応できる。
特に自分が握りやすい取っ手のカップを見つけることがポイント。 - プレート(大小1つずつ):パンやおかず、デザートにも兼用できる万能サイズと、ご飯用を。
- ボウル(大小1つずつ):スープやサラダに使えるもの。丼ものにも使える深さのある器。
- お茶碗とお味噌汁椀:日本人たるもの、お茶碗とお味噌汁椀は置いておきたい。
一旦この枚数で普段の食事は十分にまかなえます。
必要に応じて、同柄の大皿やティーカップなどを買い足すと、特別な日の食卓にも対応できます。
おすすめのプレートはこちら。
また、「一軍食器だけで回す」意識も大切です。
お気に入りのシリーズをメインにし、それ以外は持たないことで、収納スペースもスッキリします。
さらに、テーブルコーディネートを楽しみたい方はカトラリーやランチョンマットも色味を統一すると、少ない食器でも洗練された雰囲気をプラスできます。特にカトラリーを揃えるのはおすすめです。
シリーズで揃えると「買い足す基準」が明確になり、無駄な買い物も減らせます。
おわりに:長く使えるお気に入りを一つ持つ
マリメッコ・シルトラプータルハシリーズは、日常に溶け込む美しさと、長く使えるおすすめの食器です。シリーズで揃えることで、食卓が整い、毎日のQOLが上がってくるのを実感します。
ミニマリストの暮らしは「少なく持つ」ことだけが目的ではなくて、お気に入りを大切に長く使うことが、大事です。
もし食器を買い替えたい、揃えたいと考えているなら、シルトラプータルハシリーズを検討してみてください🌸