#27 デジタル断捨離の第一歩!経済圏を1つに絞るメリットと実践ステップを解説

生活

この記事からわかること

・経済圏に移行するポイントは、「一気に変える」「時間がかかる申請から先にやる」「解約するものを放置しない」の3つ
・楽天経済圏の具体的な導入ステップ

デジタルの「持ちすぎ」が疲れの原因かも

私たちの生活は、気がつけばデジタルサービスに囲まれるようになりました。
サブスク、アプリ、paypay、SNS…。気づけばスマホの中も頭の中も、情報と選択肢の毎日でクタクタ……。
「便利なはずなのに、疲れる」「やることが多い気がする」と感じたことはありませんか。

その原因のひとつが、デジタルの「持ちすぎ」にあります。
モノを減らして身軽になるミニマリズムは有名ですが、同じようにデジタルにも「断捨離」が必要な時代です。使っていないアプリ、契約だけが続いているサブスク、目的がダブっているサービスなど、実は多くの“デジタル不用品”を抱えている人は多いようです。

そこでデジタルの断捨離に有効な1つが、「経済圏の一本化」です。経済圏とは、サービスや決済、ポイントが連携している企業グループのこと。たとえば楽天、Google、Apple、Amazonなどが代表的で、これらの中から自分に合った1つを選び、できるだけ統一することで、デジタル生活は格段にシンプルになります。

ここでは、楽天経済圏を取り入れて一本化したデジタル生活を整えた私の実体験をもとに、そのメリットと具体的なステップをご紹介します。
何から始めればいいかわからない方にとって、最初の一歩になれれば嬉しいです。

デジタル断捨離のカギは「経済圏の一本化」

まず、「経済圏の一本化」がデジタル断捨離に有効な理由を解説します。
私たちは、何気なく複数のサービスを並行して使いがちです。例えば、音楽はSpotify、買い物はAmazon、支払いはPayPay、クラウドはGoogleドライブ、写真はiCloud、など。それぞれが便利でも、情報が分散して探したり、管理したりがめんどくさくなり、結果的にストレスの原因となっています。

経済圏を一本化すると、支払い方法、ポイント付与、データ管理などが1つにまとまるので、管理の手間が激減します。たとえば楽天経済圏では、楽天カードで支払えば楽天ポイントが貯まり、楽天市場や楽天ブックス、楽天モバイルなど他の使用用途にそのポイントを活用できます。銀行も楽天銀行にすれば、カードの引き落としやポイント連携もスムーズです。

また、経済圏の中のアプリは相互連携がされているので、アカウント管理や通知も一元化できます。
情報が一つのプラットフォームに集約されることも、迷う時間や手間が大幅に削減される理由です。
これはまさに、デジタルミニマリズムの考え方といえるのではないでしょうか。

さらに、経済圏の統一は“選択肢を減らす”ことでストレスを軽減する心理的効果もあります。
「どのアプリで買おう」「どの支払い方法が得か」と迷わずに済むのは、想像以上に心を軽くしてくれます。結果的に、より本質的なことに時間とエネルギーを使えるようになります。

実際にやった「デジタル断捨離」ステップ

ここでは、筆者が実際に行った楽天経済圏へのデジタル断捨離ステップを紹介します。
楽天経済圏に移したものは、クレジットカード、銀行口座、携帯SIM、電子決済です。
ここでは時系列に並べて、どう変更したかを書いていきます。

1.楽天カード、楽天銀行の申込をする

楽天経済圏に入るために、生活基盤となるクレジットカード申込と銀行開設を行いました。
どちらもネットからすぐ申し込めて、キャンペーンのときに加入したので、通常よりも2000ポイントくらい多くポイントがもらえました。

申請してからカードが手元に来るには数週間かかったので、その間にも経済圏移行への準備を行いました。

2.スマホの中身の整理

新規カードを申し込み後、申請完了までの期間にスマホに入っているアプリの整理をしました。
利用頻度をチェックし、いらないものを削除して、楽天アプリを入れるスペースをきちんと作っておく。
楽天経済圏を取り入れる=新規アプリを複数入れることになるのですが、携帯の中がごちゃついていると、どこに何があるのかがわからず、新しいアプリを入れることがめんどくさくなったり、経済圏を絞ること自体をやめてしまうかもしれないなぁと思いました。
最初の手続きとアプリの移管・整理が一番めんどくさいので、ここはやる気を出して整理しました。

3.楽天モバイルの申し込みをする

申し込みはかなり簡単で、楽天モバイルの公式サイトからオンラインで10分程度。
楽天モバイルは、プランが1つなので迷うこともないし、簡単に申し込みができました。
SIMの種類(物理SIM or eSIM)を選んで、本人確認書類をアップロードするだけです。eSIM対応スマホだったので、申し込んだその日から利用できました。

経済圏に移行して思ったポイントは、「一気に変える」「時間がかかる申請から先にやる」「解約するものを放置しない」の3つです。
この3つを意識して、移行するまでちゃんと手続きをし、管理することが大切だと思いました。
また、不要なもの・使用目的が重複するものはさっさと解約するのも大事な作業です。
解約手続きが難しかったり、時間がかかったりするものもあるので、忘れずに最後まで手続きを行いましょう。


その他にも取り入れた楽天経済圏のアプリがあるので紹介します。
使うかどうかは個人によって違うと思うので、自分が使うものだけに絞って取り入れてみてください。

・楽天家計簿:カード明細や銀行、証券口座を自動で連携し、収支を一目で把握できる。
・楽天ROOM:楽天商品専用のインスタのようなもの。各ユーザーのおすすめ商品をすぐに見つけられます。
・楽天kobo:電子書籍を購入できます。400万冊以上の本を品揃えがあります。
・楽天トラベル:旅行時に楽天トラベルから申し込みをすると、ポイントがもらえます。お得なクーポンも配信されることも。
・楽天car:車を乗る人は1日の走行距離によってポイントがもらえます

経済圏を絞って変わったこと

経済圏を楽天に絞ってから、想像以上に日常のストレスが減りました。まず、アプリ・サブスクの数が減ったことで、支出がかなり明確になりました。

楽天カードを中心に支払いをまとめることで、すべての明細が1カ所に集まり、家計管理が劇的に楽になりました。以前は銀行やカード、複数のアプリを行き来してチェックしていたのが、今では楽天カードのアプリと楽天銀行で完結。通帳も紙ではなくアプリで管理できるため、月額いくらかかっているのかがひと目でわかり、無駄な出費にも気づきやすくなる上、物理的な管理からも解放されました。

また、楽天ポイントが自然と貯まる仕組みになっているため、意識せずに「お得な生活」ができているという感覚もあります。買い物や光熱費、通信費なども楽天グループでまとめることで、SPU(スーパーポイントアップ)も効率よく活用できています。

さらに大きいのは、「どこで買うか」「何で払うか」を迷わなくなったことです。選択肢を減らすことで、決断疲れが減り、他のことに頭を使えるようになりました。
経済圏に移行して、ストレスが減った実感があるので、本当におすすめです。

まとめ

経済圏に移行して思ったポイントは、「一気に変える」「時間がかかる申請から先にやる」「解約するものを放置しない」の3つです。
この3つを意識して、移行するまでちゃんと手続きをし、管理することが大切だと思いました。
また、不要なもの・使用目的が重複するものはさっさと解約するのも大事な作業です。
解約手続きが難しかったり、時間がかかったりするものもあるので、忘れずに最後まで手続きを行いましょう。

まずは自分のスマホの中、契約しているサービスを見直すことから始めてみてください。
そして、できるところから少しずつ統一していくことで、デジタル生活もスッキリと整っていくはずです。

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