この記事からわかること
・無印の折りたたみ机が暮らしに馴染むシンプルで機能的な家具の紹介
・限られた空間でも活躍する多用途で省スペースなデスクを選ぶポイント
折りたたみ机って意外と便利?
「机」と聞くと、重くて場所をとる家具というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
特に一人暮らしやコンパクトな部屋に住んでいると、「家具はなるべく少なく、必要最低限で」と考えるのが自然な流れですよね。私自身も、なるべくモノを増やさずにシンプルに暮らしたい派。
そんな中で出会ったのが、無印良品の折りたたみ机でした。
最初は、「机なんていらないかな」と思っていたんです。
床に座って食事をしたり、パソコン作業もローテーブルで十分かと。しかし長時間の作業やちょっとした書きものをするたびに姿勢が悪くなり、早々に腰や肩が疲れてきて、この状態を維持するのは無理だなと思いました。だからといって、大きなデスクを買うスペースも、お金の余裕もない…。
そんな中、ネットで無印の折りたたみ机に目が留まりました。シンプルな見た目で、広げたときのサイズもちょうど良い。そして何より、使わないときにはコンパクトに折りたためて、壁に立てかけておけるんです。これなら、力の弱い私でも簡単に移動ができるし、限られたスペースでも生活感を出しすぎずに使える!とひと目で気に入りました。
実際に使ってみると、想像以上の快適さ。使いたいときだけ広げて、終わったら片付けるというスタイルが、自分のライフスタイルにもフィットしていて、気持ちまですっきり整う感覚がありました。
もちろん、そのまま広げっぱで置いておいてもシンプルな木材のデザインとコンパクトな大きさなので邪魔になりません。
この記事では、そんな「無印の折りたたみ机」の魅力を、実際の使用感や活用シーンを交えてご紹介していきます。シンプルで機能的な暮らしを目指している方には、きっと参考になるはずです。
無印良品の折りたたみ机とは
無印良品の折りたたみ机は、「シンプル・コンパクト・機能的」の三拍子がそろったアイテムです。見た目はとてもプレーンで、どんなインテリアにもすっと馴染むデザイン。色はナチュラルな木目調(タモ材やオーク材)で統一されており、部屋に圧迫感を与えることなく自然と溶け込んでくれます。まさに、無印らしい“余白のある美しさ”を感じるデスクです。
サイズは幅80cm×奥行50cm×高さ70cm。
ノートパソコンを置いて、横にマグカップやノートが置けるくらいの広さです。奥行も浅すぎず、深すぎず、本当に“ちょうどいい”バランス。コンパクトながらも、作業や食事などの日常使いには充分なスペースがあります。高さはおおよそ70cmあるので、一般的なチェアとも合わせやすく、長時間座っていても疲れにくいです。
そして何より、この机の最大の魅力は「折りたたみ式」であるということ。
天板の裏にあるストッパーを外すだけで、スムーズに脚がたたまれ、厚さわずか数cmの平らな板のようになります。折りたたんだ状態でも自立するので、壁に立てかけたり、家具の隙間にスッと収納できたりと、使わないときにも場所をとりません。
素材には無垢材が使われており、木のぬくもりを感じられるのもポイント。金属製やプラスチック製の折りたたみ家具とは異なり、部屋に自然な温かみを加えてくれます。また、届いたその日からすぐに使える“完成品”である点も嬉しいところ。工具を出して組み立てる手間がなく、箱から出して数秒でセット完了です。
シンプルでいて、使う人の生活に寄り添ってくれる。そんな“無印らしさ”が詰まった折りたたみ机について、次の章では実際に使って感じたリアルな使い心地をご紹介します。
実際に使って感じた“ちょうど良さ”

無印の折りたたみ机を使い始めて感じたのは、まさに“ちょうど良い”という感覚でした。
これはサイズだけでなく、重さ、安定感、そして生活の中での「ちょうどいい居場所」にもつながっています。
まず広さ。ノートパソコンとノート、そしてお気に入りのマグカップを並べて置けるくらいのスペースがあるのですが、それ以上に「余白」がちょうどよくて、視覚的にも作業的にもストレスがないんです。コンパクトな部屋では家具同士がギチギチに配置されがちですが、この机は大きすぎず小さすぎず、圧迫感を感じさせません。まさに一人分の“パーソナルスペース”が成立するサイズ感。
重さも程よく、女性ひとりでも持ち上げて簡単に移動できます。部屋の模様替えのハードルがグッと下がるので、今、心地いい部屋をすぐに作れる。私は気分に合わせて窓際に移動させてコーヒーを飲んだり、夜は間接照明の近くに持っていって読書したりと、机を「暮らしの中で動かす」ことができます。これが意外と楽しく、ライフスタイルに柔軟さをもたらしてくれました。
さらに、使用中の安定感も抜群です。折りたたみ式と聞くと「ぐらつくのでは?」と思うかもしれませんが、脚部の構造がしっかりしていて、ガタつきは感じません。タイピング中もグラグラせず、普通の固定式デスクと同じような安心感があります。
そして個人的に嬉しかったのが、「使い終わったら片付けたくなる」こと。これってとても大事で、机があるとついその上に物を置きっぱなしにしがちですが、この折りたたみ机はサッと折りたたんで壁に立てかける習慣をつくれるので、部屋がよりすっきり保たれるようになりました。
“ちょうどいい”は人それぞれ違いますが、この無印の机は、暮らしのさまざまな場面で「これでいい、いや、これがいい」と思わせてくれるアイテムです。
こんな使い方もできる!活用シーンいろいろ

無印の折りたたみ机は、いわゆる「作業用デスク」の枠を超え、さまざまなシーンで活躍してくれる万能アイテムです。一台で何役もこなすその汎用性の高さは、コンパクトな暮らしをしたい方にとって非常に心強い存在。ここでは、私が実際に活用しているシーンをいくつかご紹介します。
まずは在宅ワーク用のワークデスクとしての使い方。ノートPCを開いて、メモ帳やスマホを手元に置いて作業するのにぴったりのサイズ感です。オンライン会議中も背景がスッキリ見える位置に机を移動できるので、急な予定にも対応しやすいです。仕事が終わったら机ごと片付けて、仕事モードをオフにできるのも気に入っているポイント。
次に趣味や読書、書き物の時間に使うパーソナルスペースとして。ちょっと気分を変えて、窓際やベッド横に机を持って行き、好きな飲み物を片手にゆったりと時間を過ごす…。そんな小さな贅沢が簡単に実現できます。折りたたみ机だからこそ、「どこでも自分の居場所を作れる」んです。
また、食事用のテーブルとしても便利です。私は一人暮らしでダイニングテーブルを持っていないのですが、この机があればお皿を広げてしっかり食事ができるし、来客時にも活躍できます。
その他にも、植物の鉢を飾る台として、作業台として、子どものお絵描きスペースとしてなど、アイデア次第で用途は無限です。まさに「あると便利、なくても困らないけど、あればもっと快適」な存在。それが無印の折りたたみ机だと感じています。
使わないときの収納性・持ち運びのしやすさ

折りたたみ机の最大の魅力は、「使わないときにどうなるか」という点にあります。
大きなデスクは、一度設置すると動かせず、空間をずっと専有してしまいますよね。でも無印の折りたたみ机は、その点でとても優秀。使わないときの収納性の高さは、正直、想像以上でした。
折りたたむと厚さはわずか数cmほど。平たい板のような形になるので、家具のすき間やクローゼットの横、ちょっとした空きスペースにもスッと収まります。
※写真は公式より
私は普段、壁のすき間に立てかけていて、目立たず邪魔にもなりません。収納したいときに力もいらず、数秒で片付けられる手軽さが本当に快適です。折りたたむと厚さはわずか数cmほど。
平たい板のような形になるので、家具のすき間やクローゼットの横、ちょっとした空きスペースにもスッと収まります。
しかも重さが約7kgで、木製家具としては軽量な部類。
女性ひとりでも軽々持ち上げられるので、掃除のときにも机をサッと移動させて床を拭けますし、模様替えもラクラクです。引っ越しのときも、折りたたんで車に積めるので、大きな家具としてカウントしなくていいので引越し代も少し浮くかもしれません。
また、折りたたみ時も自立する設計なので、壁に立てかけてそのまま置いてもOK。物が多くなりがちな暮らしの中で、「場所を取らない家具」というのは、想像以上に心地よさに繋がると思います。
「必要なときにだけ広げて、終わったら収納する」。
そんなシンプルなサイクルを日常に取り入れることで、部屋も心も軽くなる感覚があります。見た目の美しさだけでなく、暮らしの動線や片付けやすさまで考えられているのが、無印良品の家具らしいなと思います。
どんな人におすすめ?
無印の折りたたみ机は、「暮らしを整えたい」と考えているすべての人におすすめできますが、特に向いているのは以下のようなタイプの方かなと思います。
・ミニマルな暮らしを目指す人
持ち物を厳選し、必要最小限で快適に暮らしたい人にとって、この机は理想的な選択肢です。
必要なときだけ広げて、終わったら片付ける。余分なものを置かずに生活動線をスッキリ保てるので、「モノが少ないけど心地いい空間」を目指している方にはぴったりです。
・ワンルームや1Kで暮らす一人暮らしの人
限られたスペースで、作業・食事・趣味といったさまざまな用途を一つの家具でまかなえるのは大きな魅力です。折りたたみ式なので、掃除や来客対応もしやすく、コンパクトな部屋でもストレスなく使えます。
・在宅ワーク中心のライフスタイルの人
固定のデスクを置くにはスペースが足りない…というときでも、この机なら必要な時間だけ使えます。仕事とプライベートを空間的にも切り替えたい人には特にメリットが大きいです。
・整理整頓が苦手な人
整理整頓が苦手な人にも向いていると思います。机の上に物を積み重ねるクセがある人でも、「机を片付ける=畳んでしまう」が習慣になれば、自然とモノを減らし、スッキリした空間が保てるようになるからです。
「ちゃんとした机がほしいけれど、大げさなものはいらない」。
そんなちょっとしたわがままを叶えてくれるのが、この無印の折りたたみ机。
ライフスタイルに合った使い方ができる人なら、誰にでもフィットするはずです。
まとめ
無印良品の折りたたみ机は、「これがあれば暮らしがもっと軽やかになる」そんな存在です。
家具に求めるものが「多機能」「省スペース」「美しさ」と複雑化している今、逆に“引き算の美学”で成り立っているこの折りたたみ机は、新しい選択肢としてとても魅力的。無駄な装飾は一切なく、ただ「使いやすい」「暮らしに馴染む」ことを徹底的に考えて作られています。
“モノを持たない”というのは、何も「何も持たない」わけではありません。本当に必要で、自分に合ったモノを見極めて選び取るということ。その視点で考えると、無印の折りたたみ机はまさに、「持っていていい」と心から思える一台です。
もし今、机を買おうか迷っている方がいれば、ぜひこの折りたたみ机を候補に入れてみてください。
あなたの毎日が、少しだけ軽やかに、快適になるかもしれません。