この記事からわかること
・バタフライピーは、青いハーブティーで、美しさとリラックス効果、ノンカフェインという利点を兼ね備えている
・お茶を淹れるという小さな行動が、乱れがちな夜の過ごし方をやさしく整え、心と体をリセットするきっかけになる
夜の過ごし方を変える、小さな選択
仕事や家事を終えて、ようやくひと息。
気づけばソファにだらんと寝転んで、スマホをスクロールしながらそのまま夜更かし。
気づいたらお風呂も後回し、夕飯はコンビニのお菓子で済ませて、眠りにつくのは日付が変わったころ。
そんな“なんとなく過ぎていく夜”に、心当たりはありませんか?
もちろん、そんな日があってもいいと思います。でも、毎日がその繰り返しになると、気持ちまでどんよりしてきたり、翌朝の疲れが取れなかったり。実は、夜の過ごし方って、思っている以上に翌日の自分に影響しているんです。
そんなときにおすすめしたいのが、「お茶を淹れる」というシンプルな習慣です。
何も特別なことをしなくてもよくて、カップにお湯を注いで、ハーブティーの香りを楽しむだけで、気持ちがふっと落ち着いていく静かな時間。
今回ご紹介するバタフライピーは、ただのお茶ではありません。
美しい青に癒されながら、心と体を優しく整えてくれる、夜にぴったりのハーブティー。
自堕落な夜に、ほんの少しだけ手をかける。
そんな小さな選択が、あなたの夜時間を豊かに変えてくれるかもしれません。
バタフライピーとは?青いハーブティーの魅力

ある日「おしゃれなドリンクってないかな」と思って立ち寄ったお店でふと目にした、「青いお茶」というフレーズに心惹かれて調べたのが「バタフライピー」。
バタフライピーはタイやベトナムなど、東南アジア原産の蝶豆(ちょうまめ)という花を乾燥させたハーブティーです。バタフライピーはもともとタイやベトナムで親しまれており、現地では健康茶や美容茶としても人気。近年はそのビジュアル性や効果が注目され、日本でもカフェや自宅用に広まりつつあります。忙しい毎日の中でも、心をすっと落ち着けてくれる、そんな存在になってくれるかもしれません。
この色は天然のアントシアニンという成分によるもので、合成着色料ではありません。
さらに、レモンなど酸性のものを加えると青から紫へと変化するのも特徴で、味だけでなく視覚的な楽しさもあります。ちょっとした遊び心もあり、飽きずに楽しめるのも魅力。レモンを入れると味が変わるので、夏はレモネードにして飲むのも好まれます。
そして、面倒なことは一切なし!
ただお湯を注ぐだけで、静かで美しいひとときが手に入ります。
それだけで、夜の過ごし方に「整える」ことができそうです。
リラックス効果と女性にうれしい美容成分

バタフライピーに含まれる主な成分は、ポリフェノールの一種「アントシアニン」。
この成分は、目の疲れを和らげたり、血流を良くしてくれる働きがあります。PCやスマートフォンを長時間使う私たち現代人にとっては、うれしい味方です。
また、抗酸化作用も高く、肌の老化防止やむくみ対策にも効果が期待されています。ハーブティーというとカモミールやルイボスなどが有名ですが、バタフライピーは「飲んで美しくなる」という感覚を、視覚と効果の両面から実感できる珍しい存在です。
ノンカフェインなので、就寝前でも安心して飲めるのも大きなポイント。特に女性はホルモンバランスの影響で眠りが浅くなることもありますが、温かいハーブティーをゆっくり飲むことで副交感神経が優位になり、眠りへのスイッチが入りやすくなります。
体にやさしく、美容と健康にも寄り添ってくれる。
そんなバタフライピーは、まさに「夜の味方」と言える存在です。
夜のルーティンに取り入れる方法
バタフライピーは、手軽にお湯を注ぐだけで淹れられるので、夜のリラックスタイムにもってこいの飲みものです。ティーバッグタイプであればさらに便利で、忙しい日でも簡単に続けることができます。
寝る1時間ほど前に、照明を少し落として、好きな音楽を流しながらバタフライピーをゆっくり淹れる。そんな小さな儀式が、1日の終わりを特別なものにしてくれます。
レモン果汁を少し垂らして、青から紫への色の変化を楽しむのもおすすめ。見た目が変わることで、気分も切り替わる不思議な体験です。また、蜂蜜を加えてほんのり甘くしたり、ミントやレモングラスとブレンドすることで、香りを変えることもできます。
「飲む時間」を決めておくことで、自然と生活リズムも整っていきます。
テレビやスマホを見る時間を少しだけ減らして、自分と向き合う時間を作ってみる。
バタフライピーは、そんな静かな夜の導入役として、きっと力になってくれるはずです。
最後に
忙しさに追われる毎日でも、「自分を整える時間」はきっと誰にとっても必要なもの。
バタフライピーという青いハーブティーは、その時間をつくるためのやさしいきっかけを与えてくれます。
ハーブティーといえば、「味がちょっと苦手…」という人もいるかもしれません。でもバタフライピーはクセが少なく、レモンやハチミツを加えるだけでとても飲みやすくなります。まずは週末の夜、ひと息つきたいときに試してみてはいかがでしょうか。
たった数分の習慣でも、続けることで心も体も軽くなっていくのを感じられるかもしれません。
青く澄んだカップの中に、少しだけ自分を大切にする余白を見つけて。
今日も一日お疲れさまでした。明日を迎える準備に、バタフライピーで癒しのひとときを🦋