はじめに

「トイレは家の中でも運気を左右する大切な場所」とよく言われますが、皆さんはどれだけ意識してお手入れしていますか?
汚くなりやすい場所だからこそ、トイレだからこそ、不要なものを溜め込まず、清潔かつシンプルに保つことが、暮らし全体の快適さや気持ちの軽さにつながります。
汚れや匂いが溜まりやすい場所なので、不要な物を置かないことで掃除も楽になりますし、風水的にも、トイレは運気を左右する場所とされ、清潔な状態を保つことで金運や健康運アップが期待できるそうです。
今回は私の体験談も交えながら、トイレ断捨離のメリットや具体的な進め方をご紹介します。
汚れも運気も一掃して、スッキリした生活を叶えていきましょう!
トイレを断捨離するメリット
トイレの断捨離をすると、まず感じるのは「清潔さがキープしやすくなる」ということです。
トイレに限らずですが、水回りのスペースは物が少なくなるだけで、ホコリや汚れが溜まる場所が減り、掃除がとても楽になります。私も断捨離前は棚の上に小物を飾ったり、予備のトイレットペーパーを大量に置いていたりして、掃除するたびいちいち物をどかすのが面倒でした。今は何も置かないスペースが増え、さっと拭くだけでピカピカになります。
さらに、心理的にも大きなメリットがあります。トイレは一日に何度も入る場所だからこそ、視界に物が多いと無意識にストレスを感じてしまうのです。
女性は特にかもしれませんが、お店のレベルや居心地の良さ=トイレの快適さや綺麗さで測る、という方も少なくないのではないでしょうか。
不要なものを取り除いてスッキリした空間にすると、入った瞬間から気持ちが落ち着き、用を足す時間すらリセットタイムのように感じられるようになります。
加えて、風水的にはトイレを清潔に保つことで運気アップが期待できると言われています。金運や健康運にも関わる場所なので、余分な物を手放し、清潔で整った空間を作ることは、自分自身への投資にもつながると感じています。
トイレで手放すべきアイテム
トイレ断捨離でまず取りかかりたいのは、「本当に必要か?」を考えながら物を減らすことです。
私が実際に断捨離してみて「いらなかったな」と思うアイテムをいくつかご紹介します。
まずは、トイレに置きっぱなしの雑誌や本。
以前は「ちょっとした暇つぶしに」と思って置いていましたが、結局は埃をかぶり、見た目もごちゃごちゃするだけでした。紙類は湿気を吸いやすいので衛生的にもまずいな、と思って外しました。
次に、過剰な装飾品やインテリア雑貨。
以前はトイレ用のスリッパやトイレットペーパーホルダーの上にキャラクターの置物、壁に絵まで飾っていました。小物類は、一見おしゃれですが掃除の手間が増える原因でした。シンプルなほうが清潔感もアップしますし、空間も広く見えることに気づきました。
さらに、芳香剤や消臭スプレーのストック過多にも注意が必要です。
私も以前は「切らしたら困る」と思って何本か買い置きしていたり、トイレの芳香剤を必ず置いていました。ただ、香りは匂いを誤魔化すだけでクリーンになっているわけではないこと、狭い空間で匂いが充満していることで気持ち悪くなることがあったので、芳香剤はやめることにしました。
そして、古くなった掃除道具も断捨離の対象です。
ブラシやタオル、使い古した洗剤などを使っている場合は、衛生面から見ても定期的な入れ替えが必要です。
「すぐに色々手をつけられない」という人は、新しい物に替えるだけで、気持ちもリフレッシュできますよ。
筆者の体験談|私が手放して良かったもの
私がトイレ断捨離で手放して、一番良かったと思うのは「装飾品の数々」です。
実は、以前はトイレをお洒落に飾りたい気持ちが強くて、造花やオブジェなども置いている時期がありました。でも、掃除のたびに物を動かすのが面倒で、ホコリも溜まりやすく、いつも「また掃除か…」と気が重くなっていました。
思い切って全て撤去したときは、少し寂しい気もしましたが、いざ何も置かない空間を体験してみると、とにかく気持ちがラク!掃除は短時間で終わるし、視界もスッキリして、トイレが広く感じられるようになりました。
さらに驚いたのが、トイレ掃除の頻度が自然と上がったことです。物が少ないと、ちょっと汚れに気づいたときにすぐ拭けるので、「汚れを溜め込まない習慣」が身につきました。これも大きなメリットだと思います。
また、トイレに何を置くかを激選し、スッキリした空間に変えました。
別のブログページでもトイレのスッキリ術を紹介しているので、参考にしてみてください。
トイレを断捨離したことで、ただ掃除が楽になっただけでなく、自分自身の心の余裕も増えたと感じています。スッキリした空間って、本当に気分がいいですよ!
トイレ断捨離を習慣化するコツ
トイレ断捨離を一度やり切っても、しばらくするとまた物が増えてしまう…というのはよくあることです。ここでは習慣化のコツをお伝えします。
まず大事なのは「定期チェックのタイミング」を決めること。
週に一度、掃除のついでに「増えた物はないか」「使わなくなった物はないか」を確認するようにします。少しの手間でリセットできるので、大掛かりな片付けをしなくて済みます。
次に「無駄買いを防ぐ工夫」。
ストック品や新しいインテリアグッズをつい買い足したくなる気持ちは分かりますが、トイレは限られた空間。新しい物を買うときは「どこに置くのか」「本当に必要か」を考えてから買うようにしましょう。
さらに、家族がいる場合は「トイレは物を増やさない場所」という共通認識を持ってもらうこと。
家族に「ここには物を置かないで」と伝え、協力してもらうようになると維持がずっとラクになります。
習慣化の一番のポイントは、「きれいなトイレが気持ちいい!」という感覚を体験することだと思います。その心地よさを知ると、自然と断捨離後の状態を保ちたくなると思います。
おわりに
トイレは家の中でも小さな空間ですが、毎日必ず使う場所だからこそ、清潔でスッキリしていることが暮らしの快適さに大きく影響します。物を減らし、掃除しやすく整えることで、汚れも運気も一掃できるのがトイレ断捨離の魅力です。
もし「トイレは後回しになりがち」という方がいらしたら、ぜひ今回の記事を参考に、断捨離に挑戦してみてください。スッキリしたトイレは、きっと生活全体を軽やかにしてくれるはずです。